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すべてがアートになったあと 現代美術と理論の戦略

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すべてがアートになったあと 現代美術と理論の戦略 マリオ・ペルニオーラ(著) 鯖江秀樹(訳) 判型:四六判上製 頁数:177頁 定価:2200円+税 ISBN:978-4-8010-0883-0 C0070 装幀:宗利淳一 アートのフリンジ転回! 「誰しもがアーティストになりうる」――アートワールドの境界が決壊へと向かうなか、現代美術は、芸術理論はいかにして可能か。 周縁性によって既存の制度的言説を揺さぶり、新たな現代美術の領野を押し広げるための道標の書。 【目次】 第1章 芸術の戦略 ぐらつく「アートワールド」 アーティストはみな「アーティスト」である アートの「フリンジ転回」 幕間 アート性、アート化、アーティスト化 第2章 理論の戦略 精神病者はアーティストではない 精神病者だけがアーティストたりうる 精神病者は特殊なタイプのアーティストである 第3章 結 瓦解するインサイダー・アート、あるいはコミュニケーションについて 瓦解するアウトサイダー・アート、あるいは統合化について アーティスト化するアート 終幕 秩序回帰、あるいはアカデミー転回について 注 [訳者解題]拡張する芸術――現代美術の裂け目を踏査する 【著者について】 マリオ・ペルニオーラ(Mario Perniola) 1941年、ローマに生まれ、2018年に没した。サレルノ大学教授、ローマ大学教授等を歴任。現代イタリアを代表する美学者・哲学者。主な著書に、Enigmi,Costa & Nolan, Genova, 1990(邦訳:『エニグマ』岡田温司・金井直訳、ありな書房、1999年)、Il sexappeal dell’inorganico, Einaudi, Torino, 1994(邦訳:『無機的なもののセックス・アピール』岡田温司・鯖江秀樹・蘆田裕史訳、平凡社、2012年)、などがある。 【訳者について】 鯖江秀樹(さばえひでき) 1977年、姫路市に生まれる。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。現在、京都精華大学教員。専攻、近代芸術史、表象文化論。主な著書に、『イタリア・ファシズムの芸術政治』(2011年)、『糸玉の近代――二〇世紀の造形史』(2022年)などが、主な訳書に、パオロ・ダンジェロ『風景の哲学 芸術・環境・共同体』(2020年、いずれも水声社)などがある。 【関連書】 関係性の美学/ニコラ・ブリオー/3200円+税 ポストメディウム時代の芸術――マルセル・ブロータース《北海航行》について/ロザリンド・クラウス/2500円+税 芸術の脱定義/ハロルド・ローゼンバーグ/3200円+税 芸術の知性/トーマス・クロウ/3500円+税

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