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哲学者デュルケム 哲学の脱人間主義のために

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哲学者デュルケム 哲学の脱人間主義のために 《水声文庫》 近藤和敬(著) 判型:四六判上製 頁数:378頁 定価:4500円+税 ISBN:978-4-8010-1016-1 C0010 装幀:宗利淳一 近代の公理を問いなおす 社会学の祖は、個人の存在と自由が確立された近代社会のアポリアをも看取していた。集団と個体の発生を論じる「集合表象」は、〈カテゴリーの哲学〉への道を切り拓く――。モースやレヴィ=ストロースが深めた人類学的思考と、エピステモロジーが格闘した相補性の観点を導きとして、デュルケムの思想的ポテンシャルを解放し、近代の永続革命からの脱出を図る。―― 【目次】 序 第Ⅰ部 デュルケム哲学を研究する現代的意義について 第1章 脱人間主義的思想動向における混乱 第2章 デュルケムについての歴史的記述 第Ⅱ部 近代社会の内側の限界としてのデュルケム哲学 第1章 コントの実証哲学と人間の科学 第2章 集合表象の生成と機能――カテゴリー・マシーンとしての社会 第3章 カテゴリー生成マシーンと論理の発生 終章  「カテゴリー・マシーン」としての社会 第Ⅲ部 エピステモロジーとデュルケム――アムランの弁証法という結節点をめぐって 第1章 問題の共有――アムランのカテゴリー発生の哲学 第2章 二つの応答(1)デュルケム社会学と相補性の弁証法 第3章 二つの応答(2)エピステモロジーと「科学という総合」――オーソモジュラー束への道 終結部 一般人類学Ω――近代の裏返りと人間ならざるものたちの蘇り、あるいは哲学の反時代的使命 第1章 近代の永続革命――圏Mにおける社会存在のドラマ 第2章 アポリアを思考する論理――オーソモジュラー的宇宙 第3章 圏Mの裏返しと「一般人類学」の創設 註 参照文献一覧 【著者について】 近藤和敬(こんどうかずのり) 1979年、兵庫県に生まれ、福井県で育つ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(人間科学)。現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授。専攻、哲学・哲学史。主な著書に、『構造と生成Ⅰ カヴァイエス研究』(2011年)、『人類史の哲学』(2024年、いずれも月曜社)などがある。

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