クイーン・オブ・ファッション
マリー・アントワネットのドレスが革命を引き起こすまで
キャロライン・ウィーバー(著)
内村理奈・内村卋紀(訳)
判型:A5判上製
頁数:520頁
定価:7000円+税
ISBN:978-4-8010-1035-2 C0022
装幀:齋藤久美子
ドレスに織り込まれた革命の糸を辿る
18世紀、王妃の装いは、たんなる流行を超えて時代を揺るがすものとなった――
うずたかく聳え立つ「プーフ」、男装、華美な装飾から簡素な衣装を求めた彼女は、アンシャン・レジーム期の文化に風穴をあけ、比類なき「ファッション・リーダー」を体現した。ファッションを手がかりに、彼女の“革命”が引き起こした悲劇を読み解く。
【目次】
序
第1章 パンドラの箱
第2章 脱がされて
第3章 コルセットを締められて
第4章 男のように馬に乗り
第5章 プーフの流行
第6章 簡素な生活
第7章 傷ゴールドつけられて
第8章 革命的な衣リ ドレス服改革
第9章 色の真実
第10章 黒
第11章 白
跋
注
主要参考文献
別図出典一覧
人名・事項索引
訳者あとがき
【著者について】
キャロライン・ウィーバー(Caroline Weber)
1969年生まれ。現在、コロンビア大学バーナード・カレッジ教授。18世紀フランスの文学・文化・歴史を専門とし、これまでにペンシルベニア大学やイェール大学でも教鞭をとった。主な著書に、恐怖政治を扱ったTerror and Its Discontents, University of Minnesota Press , 2003 があるほか、YaleFrench Studies の編集号や数多くの学術論文がある。
【訳者について】
内村卋紀(うちむらとしのり)
1940年、千葉県に生まれる。元関東学園大学教授。専攻、英文学・演劇。主な著書に、『シェイクスピアの四季』(共著、篠崎書林、1984年)、『シェイクスピアと現代劇』(関東学園大学、1980年)、訳書に『シアターゲーム――ゲームによる演技レッスン』(共訳、劇書房、1988年)がある。
内村理奈(うちむらりな)
1968年、東京都に生まれる。現在、日本女子大学家政学部被服学科教授。専攻、西洋服飾文化史。主な著書に、『マリー・アントワネットの衣裳部屋』(平凡社、2019年)『名画のドレス――拡大でみる60の服飾小辞典』(平凡社、2021年)、『名画のプリンセス――拡大でみる60の衣生活辞典』(創元社、2025年)などがある。
【関連書】
モードで読み解くフランス文学/村田京子/4000円+税
イメージで読み解くフランス文学――近代小説とジェンダー/村田京子/3500円+税
闘う衣服/小野原教子/4500円+税