【戯曲版】椿姫
アレクサンドル・デュマ・フィス(著)
大竹仁子・三木原浩史(訳)
判型:46判上製
頁数:194頁
定価:3000円+税
ISBN:978-4-8010-1019-2 C0097
装幀:西山孝司
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破産と恥辱と嘘だらけの世界に華開く、真実の愛
虚飾と歓楽の中に生きる娼婦、マルグリット・ゴーティエは、青年アルマンの真摯な愛に出会い、はじめて幸福を知る。しかし、淪落の身に注がれる世間の冷たいまなざしは、その愛を許さない。愛するがゆえにみずから別離を選び、幸福から身を引くその姿は、いまなお痛切な美しさを放つ。世界中で愛される名作小説の、作家本人による戯曲版。
【目次】
第1幕
第2幕
第3幕
第4幕
第5幕
訳者あとがき
【著者について】
アレクサンドル・デュマ・フィス(Alexandre Dumas fils)
1824年、パリに生まれ、1895年、マルリー゠ル゠ロワに没する。フランスの劇作家・小説家。アレクサンドル・デュマの婚外子。小説『椿姫』(1848年)で一躍注目を集める。翌年、自ら戯曲化した同作は検閲により上演禁止となるが、のちに大成功を収めた。戯曲に『裏社交界』(1855年)、『放蕩親父』(1859年)などがあり、1874年にアカデミー・フランセーズの会員に選ばれている。
【訳者について】
大竹仁子(おおたけひろこ)
1940年、中国の済南市に生まれる。京都大学大学院博士課程修了。嵯峨美術大学名誉教授。専攻、フランス文学。主な著書に、『フランス文学/男と女と』(共著、勁草書房、1991年)、『バルザックとこだわりフランス ちょっといい旅』(共著、恒星出版、2003年)、主な訳書に、ロール・シュルヴィル『わが兄バルザック』(共訳、鳥影社、1993年)、スタール夫人『ドイツ論』(共訳、鳥影社、2000年)などがある。
三木原浩史(みきはらひろし)
1947年、兵庫県に生まれ、2026年、奈良県に没した。京都大学大学院博士課程中退。神戸大学名誉教授。専攻、フランス文学。主な著書に、『シャンソンの四季』(彩流社、1994年)、『シャンソンの風景』(彩流社、2012年)、『随想・オペラ文化論』(彩流社、2017年)などがある。
【関連書】
どうにもこうにも/ジョルジュ・フェドー/3000円+税
クローデル小喜劇集/ティエリ・マレ編/4000円+税